BIODIVERSITY
サービス詳細
生物多様性対応の現状分析~指標・目標の設定
生物多様性対応の推進にあたり、まずは生物多様性と自社事業との関わりの把握および生物多様性対応に関する事業リスク・機会の把握等の現状分析を適切に行うことが必要です。次に、現状分析結果をふまえ、具体的な取組みを行う際の指標・目標を設定し、実行することが必要です。弊社では、生物多様性対応の推進を検討する企業、これから始める企業、自社事業と生物多様性との関わりやリスク・機会の把握を適切なプロセスに従って実施したい企業、および具体的な取組みを行う上での指標と目標の設定を検討する企業向けに、各社の事業特性や状況に応じたコンサルティングサービスを提供します。TNFD対応に関するコンサルティングサービスは、「TNFD対応支援」参照。
生物多様性への「依存」と「影響」の評価および生物多様性対応に係るリスク・機会の評価支援
生物多様性対応に関する取組みの現状分析および他社比較分析支援
生物多様性対応に関する指標・目標の設定支援
生物多様性対応に関する各種研修
生物多様性対応に関する取組みの推進のためには、社内の理解および意識啓発が不可欠となります。
弊社では、役員研修から一般社員研修まで、生物多様性対応に関する各種研修サービスを実施しています。
生物多様性に関する社会的潮流、取組みの必要性に関する研修
TNFDの概要および対応方法に関する研修
TNFD対応支援
TNFDは、「Task force on Nature-related Financial Disclosures, 自然関連財務情報開示タスクフォース」の略語であり、TCFD(Task force on Climate-related Financial Disclosures, 気候関連財務情報開示タスクフォース)の生物多様版といえます。パリ協定、ポスト2020生物多様性枠組、およびSDGsに沿って、自然を保全・回復する活動に資金の流れを向け直し、自然と人々が繁栄できるようにすることで、世界経済に回復力をもたらすことを目指したイニシアティブです。2021年6月に、UNEP(United Nations Environment Programme, 国連環境計画)、UNEP FI(国連環境計画・金融イニシアティブ)、WWF(World Wide Fund for Nature, 世界自然保護基金)、および英国の環境NGOグローバル・キャノピーの4機関が共同で設立しました。
人類活動は、生物多様性が基盤となっている生態系サービス(基盤サービス、調整サービス、供給サービス、文化的サービス)の恩恵を受けて成り立っており、人類活動や経済活動は生態系サービスの能力に制約されるにも関わらず、人類活動によって生物多様性の損失が非常に進んでおり、対応が急務となっています。そのような背景もあり、TNFD を含む生物多様性に関する各種イニシアティブが進展しています。弊社では、TNFD対応の必要性の背景から、具体的対応まで、一貫したコンサルティングサービスを提供します。
コンサルティングフローの例
現状把握、ギャップ分析
・TNFD開示推奨事項に対する現状把握・ギャップ分析
・課題に対する対応方針の明確化
事業活動と自然との接点の特定
・事業のバリューチェーンを俯瞰した、自然との接点の確認
・優先対応事業・地域の特定
事業の依存・影響評価
・生態系サービスへの依存と影響の関係性の特定
・依存度と影響度の評価
重要なリスクと機会の特定
・生物多様性対応に関するリスクと機会の抽出
・生物多様性対応に関するリスクと機会の評価
対応
・重要な生物多様性リスクと機会への対応方針の検討
・指標と目標の設定
・アクションプランの策定
開示
・TNFDに沿った開示内容の検討
・TCFD対応との統合に関する検討
・開示内容の確定