カーボンニュートラル

カーボンニュートラル サプライチェーンマネジメント体制構築・改善支援

企業は自社の気候変動対応のみならず、サプライチェーンの上下流まで見据えた対応が求められています。当社はサプライヤーとの関係を維持、強化しつつ、双方の目的を達成できるよう、ニーズに応じた支援を提供いたします。

サプライチェーンマネジメントが求められる背景

カーボンニュートラルは、自社による温室効果ガス(GHG)の排出(Scope 1、およびScope 2)の管理にとどまらず、バリューチェーン全体におけるScope 3の排出量削減なしには達成できません。Scope 3は原材料の調達から製品やサービスの販売、使用、および廃棄にいたるGHG排出量を包括しており、業種によっては総排出量の80から90%超を占めます。

なかでもScope 3のカテゴリ1(購入した製品やサービス)はサプライヤーの排出量に直結し、Scope 3の目標達成にはサプライチェーンの上流への働きかけや協働が欠かせません。ISSBやSSBJ、CSRD、CDPといった開示フレームワークも、サプライヤーを含むバリューチェーン全体へのエンゲージメントを重視する方向へ進化しています。開示対応を情報整備のゴールとせず、サプライチェーンの実効的な脱炭素化へつなげることが、企業に求められています。

バリューチェーン全体におけるサプライチェーン排出量(Scope1・2・3)の削減と連携の概念図
図:バリューチェーン全体の排出削減の仕組み(環境省資料を基に作成)

コンサルティング項目

国内外の開示基準や政策において、Scope 3排出量の把握、開示への対応が一層求められるようになっています。ISSBおよびSSBJ基準、CSRD(ESRS 1)では、Scope 3排出量の把握、開示に加え、削減目標や移行計画の開示が求められています。また、CDPではScope 1〜3の削減目標の設定や削減への取組みが評価対象となっています。

同排出量の削減においては、バリューチェーンにおける協働が必要であり、企業としては早めに取り組むことが重要です。当社では、サプライヤーとの関係を維持、強化しつつ、双方の目的を達成できるよう、クライアントのニーズに応じたコンサルティングサービスを提供いたします。

  • サプライヤーとのエンゲージメント(排出量削減活動の協働)構築、運営に関する助言
    クライアントのニーズや実情をふまえたエンゲージメント方法をご提案し、サプライヤーへの説明から体制の構築、および実際の運営にいたる支援をいたします。
  • サプライヤーにおける温室効果ガス排出量収集、算定に関する助言
    サプライヤーの温室効果ガス排出量の収集から、具体的な算定方法にいたる支援をいたします。
  • サプライチェーン目標設定、ロードマップ策定に係る助言
    国内外のイニシアチブの先進的な情報を基に、サプライチェーン上の温室効果ガス排出量削減目標およびロードマップの策定を支援いたします。
  • サプライヤーにおける排出量削減手法に関する助言
    Scope 3の排出量削減に貢献する、サプライヤーの温室効果ガス排出量に関する削減手法について助言いたします。
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カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミー、ネイチャーポジティブといった、お客様のニーズに応じたサステナビリティに関連する相談を、経験豊富な専門のコンサルタントが各テーマ1回まで承ります。
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支援事例

製造業、小売、サービス、不動産、情報通信など幅広い業界において、研修や排出量把握の仕組みづくりから、目標、ロードマップ策定、削減手法の検討、および説明会等を含むエンゲージメント支援まで、企業のニーズに応じた支援実績がございます。

ブライトイノベーションが選ばれる理由

どこまでも澄み切った青空へと見上げるようなローアングルで、凛と一輪だけ咲き誇る白いデイジーフラワーの概念図
1.各社特有の構造から始める助言

事業特性やGHG排出量、ならびに排出源、サプライチェーンの実態を的確に把握したうえで、各社の状況に合わせた対応をご提案いたします。必要な範囲だけ、必要なタイミングで活用いただける柔軟な支援をいたします。

左上から差し込む眩しい朝陽の木漏れ日を浴びて、朝露をまとった若草色の熱帯雨林の葉が瑞々しく輝く概念図
2.現場で使える専門知見の提供

ISSBやSSBJ基準、CSRD、およびSBTiなど、国内外の最新動向を「自社に何が求められるか」「どう対応を組み立てるか」という実務レベルでご提示し、情報収集から開示書類の作成まで一貫したサービスを提供いたします。

光に満ちた水面から、大自然の清流が激しくダイナミックに弾け飛ぶ瞬間を捉えたクリスタルな透明感のある水の概念図
3.情報提供から対策の実施まで伴走

コンサルティングのみならず、実務代行や担当者の方と伴走しながら内製化を進めることも可能です。プロジェクトを通じて社内に知見と判断軸が蓄積されるよう、支援の設計段階から伴走する形で支援いたします。

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コンサルティングフロー

現状把握からサプライヤーの実態整理、削減目標の設定、エンゲージメント体制の構築まで一貫して支援いたします。クライアントのニーズや対応フェーズに応じて支援範囲を柔軟に設定し、開示対応にとどまらず、実際の排出削減とサプライヤーとの関係強化につながるよう支援いたします。

Step 01
現状把握・支援設計
・クライアントの事業セクター、排出特性、サプライチェーン構造の整理
・既存の気候変動への対応方針、社内体制、取り組み状況のヒアリング
・ISSBやSSBJなどの各種イニシアチブの要件と、各社への影響範囲の確認
Step 02
サプライヤー実態の把握と整理
・対象サプライヤーの特定、直接取引先からその先の取引先を含めた取引段階ごとの整理
・サプライヤーにおけるGHG排出量データの収集方法、算定プロセスの設計
・データ品質や収集上の課題の把握、改善方針の検討
Step 03
目標設定・ロードマップ策定
・サプライチェーン全体のGHG排出量削減目標(SBTなど)の設定と根拠整理
・サプライヤー別、カテゴリ別の削減優先度の特定
・短期から中長期を見据えた削減ロードマップの策定支援
Step 04
サプライヤーエンゲージメントの構築と運営
・サプライヤーへの対応方針、コミュニケーションの設計支援
・排出量削減に向けた協働プログラム(勉強会や個別支援など)の企画支援
・サプライヤーの削減施策(省エネや再エネ導入など)の検討支援
Step 05
内製化と継続的改善
・クライアントの担当者が自走できる運用フロー、管理ツールの整備
・次年度以降のPDCAサイクルの設計と定着化
・情報開示への対応(統合報告書や有価証券報告書など)

よくあるご質問

製造業や食品、流通など、業種によって対応できる範囲が変わりますか?
業種ごとに対応可能です。サプライチェーン構造や排出特性は業種によって異なるため、まずはクライアントの事業セクターと排出構造を把握したうえで、支援範囲と優先課題を設定いたします。他社向けの枠組みをそのまま当てはめるのではなく、クライアントの実態をふまえた設計を基本としています。
ISSBやSSBJ基準、CSRDなどの動向の把握が追いついていません。実務への落とし込みまで支援を受けられますか?
はい、対応可能です。最新動向を「各社に何が求められるか」「いつまでに何を整備すべきか」という具体的なアクションに整理したうえでお伝えし、開示項目の整理から対応の組み立てまで支援いたします。
サプライヤーへの働きかけは、実務として本当に回りますか?
多くの企業が直面している課題です。サプライヤーとの関係性や規模をふまえたコミュニケーションの設計、優先順位の整理から、勉強会や個別支援プログラムの運営まで、実際に動かすフェーズを前提に伴走支援いたします。
いつまでも外部依存が続くのは避けたいのですが、内製化まで支援を受けられますか?
はい、対応可能です。クライアントのニーズに応じて、業務支援で終わる形ではなく、各社の担当者やチームが自走できる状態になるよう、運用フローや管理体制の整備を含めてサポートいたします。

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