サステナビリティ開示基準対応が求められる背景
企業のサステナビリティ報告は、自主的なものから各国で義務化されるようになりました。こうした義務化は、対象企業のみならず、対象企業にデータを提供するすべての企業に関わるものとなります。
企業にとって最初に行う重要な対応策は、現在収集しているデータと開示情報が、各種基準の要求事項にどの程度対応しているかを把握することです。その上で、何が不足しているか、具体的にどのようなデータを収集する必要があるのかを正確に特定することが必要です。
国や地域により参照する基準や収集するデータが異なり共通性がないことが多いため、これらの作業を効率的に行うためには、ギャップ分析が必要不可欠です。当社では、3種類のギャップ分析サービスのプランを用意し、専門性の高いコンサルタントが広範囲の情報ソースから正確な分析を行うサービスを提供いたします。優れたギャップ分析は、最終的には、より効率的で効果的なサステナビリティ報告の実践につながります。
| 国・地域 | 動向 |
| 欧州 | ・CSRD 「Omnibus I」(指令(EU) 2026/470)が2026年3月18日に発効 ・対象を従業員1,000人超かつ売上高4.5億ユーロ超の企業に大幅縮小(対象企業数約90%減) ・Wave 1(旧NFRD対象)はFY2024より報告義務継続(2025年報告済) ・Wave 2(大企業)の初回報告はFY2027(2028年公表)に変更、上場SMEは義務対象から除外 ・ESRS自体も簡素化改訂中(セクター別ESRSは廃止) |
| 米国 | ・SECが2024年3月採択の気候関連開示規則の全面撤廃を2026年5月29日に提案(S7-2026-19) ・Reg S-Kに基づく重要な気候リスクがある場合の開示は引き続き有効 ・各州法(例:カリフォルニア州SB 253等)は独自に存続・施行中 |
| 日本 | ・SSBJ基準(ISSB IFRS S1/S2ベース)が2025年3月に確定、2026年2月に法的義務化 ・東証プライム上場企業を対象に時価総額基準で段階適用 ・3兆円以上:FY 2027年3月より義務 / 1兆円以上:FY 2028年3月 / 5,000億円以上:FY 2029年3月 |
| 英国 | ・UK SRS S1/S2の最終版を2026年2月に公表(現在は任意適用) ・FCAがCP26/5にてプライム上場企業への義務化を提案(最終規則:2026年秋予定) ・義務化対象:2027年1月1日以降開始事業年度、初回報告は2028年 ・UK SRS S2(気候)が義務、UK SRS S1(広義サステナ)はComply or Explain(2年移行猶予) |
コンサルティング項目
サステナビリティ開示基準とのギャップ分析支援では、「簡易ギャップ分析」「標準ギャップ分析」「詳細ギャップ分析」の3種類の項目を設定しております。
各項目ともギャップ分析の分析表と、分析結果の概要をまとめたサマリーノートをご提供いたしますが、項目によってご提供する内容の解説度合いが異なります。分析の結果は、サステナビリティ報告基準の開示要件を満たしていれば「○」、不足していれば「×」、部分的に満たしていれば「△」のように記載いたします。
対象となる開示基準は、CSRDやGHGプロトコルなど、クライアントのニーズおよび事業展開地域に応じて柔軟に設定が可能です。
※分析表のExcel形式は、クライアントのご要望やサービス内容に合わせて設計いたします。
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簡易ギャップ分析分析表では、開示項目ごとに○、×、△で評価を表示し、×と△については簡易的なコメントを提示いたします。また、サマリーノートには、各要求事項に対する不足部分を概略的にまとめてご提供いたします。
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標準ギャップ分析分析表では、開示項目ごとに○、×、△で評価を表示し、×と△については詳細なコメントを提示いたします。また、サマリーノートには、各要求事項に対する不足部分の詳細をまとめてご提供いたします。
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詳細ギャップ分析分析表では、開示項目ごとに○、×、△で評価を表示し、×と△については詳細なコメントを提示いたします。また、サマリーノートには、各要求事項に対して基準を満たしている詳細や不足部分の詳細、および不足に対する対応例をまとめてご提供いたします。
| 成果物 | 分析表 | サマリーノート (要求事項に対する不足の概略) | サマリーノート (要求事項に対する不足の詳細) | サマリーノート (要求事項に対する満足、不足の詳細、及び不足に対する対応例) |
| 簡易ギャップ分析 | 〇 | 〇 | ー | ー |
| 標準ギャップ分析 | 〇 | 〇 | 〇 | ー |
| 詳細ギャップ分析 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
支援事例
サステナビリティ開示基準への対応を検討する企業に対し、業種や地域、開示ステージを問わず幅広い支援実績を有しています。
ブライトイノベーションが選ばれる理由

1.スピーディーな対応
クライアントのご要望に応じて納期を調整いたします。一例として、分析範囲の狭い簡易ギャップ分析の場合、たとえばESRS E1分野のご依頼であれば1、2週間ほどでのご報告が可能です。

2.高い精度の分析
各サステナビリティ報告基準の開示要件を深く理解し、ギャップ分析の経験があるコンサルタントによる分析を実施いたします。最も困難でデータポイントが1,140以上もあるESRSの場合でも、環境やサステナビリティ分野におけるコンサルティングの知見に基づき、開示要求の該当箇所を解析する精度の高いギャップ分析を実現いたします。

3.広範囲のデータにも対応
分析の対象は、すべてのWebサイトの情報、サステナビリティレポート、統合報告書、財務報告書など、広範にわたる情報ソースです。クライアントのご要望に応じて、社内規程や調達先へのガイダンスを含めることも可能です。
コンサルティングフロー
ご依頼から成果物である報告書の納品まで、以下のステップで進行いたします。クライアントの現状と目指すべき開示水準を丁寧にすり合わせ、的確な分析範囲の設定と精緻なギャップ分析を実施します。なお、STEP 5の改善アドバイザリーについては、ニーズに合わせてオプションとしてご選択いただけます。
・開示やサステナビリティ戦略に関する意見交換