サーキュラーエコノミー

金属資源 循環スキーム構築支援

経済安全保障と脱炭素を両立するため、ベースメタルからレアメタル、およびレアアースまで、金属資源の循環スキーム構築を支援いたします。当社グループ会社の知見やネットワークを活用し、実現可能性の高いスキームを立案、実行します。

金属資源 循環スキーム構築が求められる背景

地政学リスクの顕在化や資源ナショナリズムの台頭により、鉱物資源の安定調達は国家レベルの経済安全保障における最重要課題となっています。海外依存度の高いレアメタルやレアアースのみならず、鉄やアルミ、銅といったベースメタルにおいても、供給網の寸断リスクや価格高騰が企業の事業継続を直接的に脅かしています。

また、金属の新規製錬は莫大なエネルギーを消費するため、カーボンニュートラル達成の観点からも、スクラップを用いた再資源化への転換が急務です。家電や自動車、産業機械、蓄電池、モーターなどの金属やプラスチックを使用した製品には有用な金属が含まれています。

これらを回収、および再資源化して自社のサプライチェーンに再投入する循環スキームの構築は、調達リスクの低減や環境負荷の削減、そしてグローバル市場における競争力の維持に直結します。

コンサルティング内容

大型機械や設備機器、建設廃材など、さまざまな製品や資源を対象に、金属資源の回収から再資源化、および製品への再投入にいたる循環スキームの構築を一貫して支援します。

導入フェーズでは、対象製品に含まれるベースメタル(鉄やアルミ、銅)や、レアメタル(ニッケルやコバルトなど)、レアアース(ネオジムなど)の含有量や回収難易度を評価し、事業性を検証します。そのうえで、当社グループのネットワークを活用し、解体や破砕、選別から製錬工程への接続まで、経済合理性と法規制への適合を担保した実効性の高いルートを設計します。

実装フェーズでは、必要に応じてグループ会社やパートナー会社の施設を利用した選別や加工の技術検証(PoC)を実施し、再生原料としての出口(素材メーカーなど)の品質要件を満たすかを検証します。静脈と動脈のバリューチェーンをトレーサビリティで繋ぎ、単なる廃棄物処理ではなく「資源の安定調達」としてのスキームの社会実装を推進します。

解体現場から鉄スクラップの加工・流通を経て電炉メーカーによるグリーンスチール生産にいたるサプライチェーンと、トレーサビリティやCO2排出量を一元管理・可視化するデータ管理スキームの構造図
図:金属資源循環スキーム構築支援の概要
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カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミー、ネイチャーポジティブといった、お客様のニーズに応じたサステナビリティに関連する相談を、経験豊富な専門のコンサルタントが各テーマ1回まで承ります。
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ブライトイノベーションが選ばれる理由

どこまでも澄み切った青空へと見上げるようなローアングルで、凛と一輪だけ咲き誇る白いデイジーフラワーの概念図
1.金属リサイクルに特化した高い専門性

経済安全保障や脱炭素化といったマクロな経営課題と、金属リサイクルというミクロな実務を統合し、経営戦略に直結する資源調達スキームを立案します。金属リサイクル業界の実態をふまえ、経済合理性を備えた持続可能な仕組みづくりに伴走します。

左上から差し込む眩しい朝陽の木漏れ日を浴びて、朝露をまとった若草色の熱帯雨林の葉が瑞々しく輝く概念図
2.実証試験から社会実装まで実務をサポート

金属やプラスチック使用製品の回収から前処理加工、再生原料化、および品質評価までトータルでのコーディネートが可能です。また、再生材の易解体性試験など、技術的な検証プロセスにも直接関与できる体制を有しており、机上の計画で終わらない実務的な支援を提供いたします。

光に満ちた水面から、大自然の清流が激しくダイナミックに弾け飛ぶ瞬間を捉えたクリスタルな透明感のある水の概念図
3.グループの知見・ネットワークを活かしたスキーム構築

当社グループが展開する資源循環事業の経験や知見、ならびにネットワークを活用し、排出元や解体業者、リサイクルメーカー、製錬メーカー、および素材や製品のメーカーといった複雑なステークホルダー間の調整をリードし、動静脈を繋ぐサプライチェーンのコーディネートが可能です。

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コンサルティングフロー

現状の資源含有量や排出フローの把握から、回収や再資源化ルートの設計、技術実証(PoC)、および商用運用の開始までを一貫して支援いたします。当社グループの金属リサイクルに関する実務知見を活かし、採算性と品質基準をクリアした実効性の高いスキームを構築します。

Step 01
現状把握・分析
・対象製品に含まれる金属資源の含有量調査
・現状の処理フローの可視化、および有価物化に向けた経済的、技術的なポテンシャル評価
・国内外の法規制、および経済安全保障上における調達リスク要件の整理
Step 02
循環スキームの詳細設計
・回収方法や拠点の検討、安全かつ効率的な解体や物流オペレーションの設計
・破砕や選別、製錬などの各工程を担う最適なパートナー企業の探索や選定支援
・金属資源の安定調達要件、および実務フローの整理
Step 03
技術検証およびプロトタイプ実証(PoC)の実施
・廃棄製品を用いた、手解体から機械破砕や選別にいたる技術的な実証試験の実施
・再生材の純度や成分の分析、および動脈産業(素材メーカーなど)の受け入れ基準との照合
・概算コストのシミュレーション、本格稼働に向けたスキームの改善提案
Step 04
商用スキームの実装
・サプライチェーン全体の運用方法の構築、および契約締結のサポート
・モニタリングを通じた資源回収率の向上、ならびに物流や加工コストの最適化
・トレーサビリティ、および温室効果ガス(GHG)削減効果(LCA)の可視化

よくあるご質問

自社だけでは回収網や処理業者を開拓できません。パートナー探しも支援を受けられますか?
対応可能です。当社は、エンビプロ・グループが長年培ってきた全国の静脈ネットワークを有しています。解体や加工から製錬メーカーにいたるまで、サプライチェーン全体を見据えた最適なパートナー企業の選定やマッチングを実務目線で支援いたします。
金属だけでなく、プラスチックが混在する複雑な機械でも対応可能ですか?
対応可能です。大型加工機械などの複合製品において、どの段階で手解体し、どの工程で機械破砕や選別を行うべきか、グループの実証データをベースに技術的、および経済的に最適な解体や分離のプロセスを設計します。
再生資源として回収した後、自社の製品に再び組み込む(クローズドループ)ことはできますか?
条件次第で十分に可能です。素材メーカーなどの動脈産業と連携し、回収した金属スクラップが再びクライアント製品の原料として利用できる品質要件を満たすよう、出口戦略から逆算したスキームの構築を伴走支援いたします。

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