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Aスコア取得をきっかけに、脱炭素の認識が社内に浸透

Aスコア取得をきっかけに、脱炭素の認識が社内に浸透
KDDI株式会社
「au」「UQ mobile」「povo」のマルチブランドで個人向け5G通信サービスを提供するほか、法人向けにはクラウド・IoT・AI・データセンターなどのソリューションを国内外で展開する総合通信事業者です。
https://www.kddi.com/

お話をお伺いした方

KDDI株式会社
地域共創・SX推進本部
サステナビリティ企画部
環境グループ
グループリーダー
兵田 聡様
KDDI株式会社
地域共創・SX推進本部
サステナビリティ企画部
環境グループ
コアスタッフ
高橋 充様

KDDI様のサステナビリティに関する取り組み

KDDIは、今後AIビジネスを積極的に推進する企業として、データセンターにおける最新の水冷技術導入やPUEの低減、再生可能エネルギー100%での運用に取り組み、AIの普及拡大においても環境負荷の低いサービス提供を目指しています。スコープ1と2については2030年までにカーボンニュートラルを完了させる計画であり、その先を見据えてスコープ 3、2040年ネットゼロという高い目標にいち早く挑戦しています。「誰かが先陣を切らなければ日本の2050年は達成できない」という信念のもと、業種を問わず多くの企業と連携しながら、社会全体のネットゼロ実現を牽引していきます。

コンサルティングサービスを受けるまでの経緯

支援前に抱えていた課題

ブライトイノベーションの支援を受ける以前に抱えていた課題を教えてください。

(兵田様)CDPの回答を始めたのは2012年からです。独力で回答していたのですが、なかなか良い評価を得られませんでした。当社では元々、廃棄物を減らす、CO2も減らし温暖化に対応していく、といった環境への取り組みをしていましたが、2020年くらいから潮目が変わったと感じていました。企業の環境の取り組みが注目され始め、カーボンニュートラルの注目度もぐっと上がった時期です。

“脱炭素に取り組む”という方向感が世界でも出てきたのかな、と思っている中、私どもはSBTの基準も参考に、どのように脱炭素を目指し計画を定めるべきかを検討する中で、CDPも一つの指標として評価もしっかりと意識していきたいと考えていました。

当社を知ったきっかけ

どのようにしてブライトイノベーションを知ったか、きっかけを教えてください。

(兵田様)コンサルティング会社さんをインターネットで調べてお声がけさせていただいた、というのがまずはきっかけにはなります。色々な会社さんにお声がけしたのですが、最終的にブライトイノベーションさんに決めたのは、CDPのスコアリングパートナー(※)であることや、実際お話ししてみての判断です。私もCDP回答の支援を通じて当社にすごく親身になって伴走いただいたな、と強く感じており、私どもの視点もそれによって上がったなと感じていますので、ブライトイノベーションさんにご依頼させていただいて良かったと思います。


※スコアリングパートナー制度は2024年に廃止され、現在はCDP認定ソリューションプロバイダーとなっています

KDDIの支援事例インタビューにおける、兵田氏のインタビュー風景

コンサルティングサービスを受けた感想

当社が支援した内容

ブライトイノベーションが支援した内容を改めてお聞かせください。

(高橋様)私も最初から担当していたわけではないのですが、ブライトイノベーションさんの場合はCDPの回答そのものを教えていただくのではなく、当社の取り組みをどうしたら回答に反映できるかを中心にご支援くださったと思っています。あとは企業がCDPに対応する意味や趣旨を説明していただいて、回答を作成したその結果として良い評価を得ているのかなと感じています。

(兵田様)そうですね。他のコンサルティング会社さんの中には、回答作成を丸投げできるケースもあり、ある意味手離れはいいのかもしれないですけれども、外部指標の本質ではないのかなというふうに思っていました。やはりそこは考え方や、なぜこれを求められているのかと理解をした上で、“自社の取り組みでどうするのがいいのかな?”と、考えるきっかけを与えていただくのが結構大事だと思います。そういう意味で先ほどの話になりますが、ブライトイノベーションさんの伴走ならではで、私どもとしても気づきを得るところがあり、視座が上がるところと思っています。

KDDI様社内外の変化

支援を受けて貴社の社内外に変化はありましたか?

(高橋様)先程も申し上げた通り、CDPは2012年から回答しているのですが、良い評価が得られていなかった時期があります。ところが、A評価を得たことにより、社内で一気に「CDPって何だ?」という関心が高まり、カーボニュートラルや脱炭素に関する意識がだいぶ変わってきました。ボードメンバーがカーボンニュートルという言葉を事あるごとに発するようになったのもこの頃ですね。それから、社内にカーボンニュートラル・脱炭素が浸透していったという流れはありますね。しかも、2025年で4年連続のA評価でしたので。

担当部署としての変化はありましたか?

(兵田様)CDPでA評価を取った後から明確に変化したことがあります。これまでは事業部門にはCDPを知らない方もいましたが、「CDPはグローバルスタンダードで認知度が高いものであり、KDDIは最高評価である」と言うと、脱炭素をしっかりやっている会社だとわかってもらえるようになりました。他にも技術部門やエネルギー部門からの協力を得るうえでもとても変化があったと思います。

対外的な反応はありましたか?

(高橋様)投資家様とのIR的なインタビューは定期的に実施しているのですが、CDPのA評価というのは冒頭で触れられることは確かに多いです。「KDDIはCDPもAですよね」という見方をされますので、「では実際に何をしていますか?」と聞かれることからも、やはり投資家の方も見てらっしゃるのだな、ということを感じますね。同様にお取引先様からもよく聞かれます。

当社の支援対応

ブライトイノベーションの支援はどうでしたか?

(兵田様)ブライトイノベーションさんの支援でCDPに取り組み始めてから4年目になりますけれども、3年目くらいから我々自身の目線が上がってきているという実感が伴ってきました。特に、脱炭素の取り組みが一巡し、“より実行性のある取り組みは何だろう“と考える時期だと思いますので、このようなタイミングに自分自身で考えながらやっていくことが非常に大事なことだと感じます。

(高橋様)やはり伴走いただいているというのが1番心強いです。かつ、ブライトイノベーションさんの場合は当社の事業内容や環境に関する取り組みをきちんと調べていただいて、それらを回答に反映できるようにアドバイスをいただいていますので、本当に我々としても安心できます。我々が作った回答にも納得感がある。自分自身に納得があるとないのでは、とても差が大きいと思っています。

KDDIの支援事例インタビューにおける、高橋氏の笑顔のカット

KDDI様の今後の取り組み目標

今後の企業としての目標について教えてください。

(兵田様)2025年度末までに世界のデータセンターの再生エネルギー100%化を脱炭素の目標とし、計画通り達成することができました。大きな区切りとしては、2030年度のカーボンニュートラルと2040年度のネットゼロがあります。中期的には私どもの事業では今後AIが伸び、電力量が増えていくと考えています。データセンターの省エネと再エネ100%化を推進するという点は、AIを重視する会社として大事になってくると思います。その後、2040年まで見据えた時には、やはりスコープ3・サプライチェーンの皆様への対応がより大事になってくると思いますので、次のフェーズでは長期的に取り組んでいく必要があるというふうに考えています。


また、私どもスコープ3の95%は上流側になりますので、まずは上流から削減していくというのが主な目標になると思います。スコープ3削減は一社でできるものでもないと思っていますので、業界の垣根を超えて様々な会社さんと共に、日本全体、あるいは世界全体、削減に取り組みたいです。当社はそれなりに規模のある会社でもありますので、責務として対応したいと思っています。

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